ご挨拶
当時、急速に進行する高齢化社会の中にあって、核家族の進展や独居老人世帯が増加するなど、福祉課題を抱える人々が増大しておりましたが、町内には入所できる老人福祉施設はなく、他市町村に依存しなければならない状況下、医療・保健・福祉の連携によるモデルケースとして、県立病院と渡り廊下で結ばれた特別養護老人ホームの開設が実現致しました。
平成元年の開設から四半世紀が経過し、地域の方々が抱える福祉課題が多岐にわたり、また、法人を取り巻く環境も決して追い風と言える状況にはなっておりませんが、利用される方々が自立した生活を地域社会において営む事ができるよう、法人理念に沿いご支援させていただきます。
社会福祉法人紫波会
理事長 髙橋國男